★日本食

私達の食生活を改めて考えてみました。

日本食は、日本人にあった食事なんですね。。。
日本人の内臓も。

戦後、食生活は劇的に変化しました。

約60年間で、日本人の病気はどんなものが多くなってでしょうか。
医療の進化にともない本来なら病気がなくなっていなければならないのに
昔に比べて、どんどん酷くなっています。

死の病気とされた昔は、今は死ぬ事はありません。
その代わり、次々と新しい病気が出てきていますね。

なぜでしょう。

病気の原因の90%は活性酸素の仕業なんです。

活性酸素は、私達人間の細胞を傷つけ老化や病気の原因を作ります。
でも本来は、傷ついた細胞を治す力があるはずなんです。
では、なぜ治せないんでしょうか。

大きな原因は、食生活です。
きちんとバランスよい栄養を取り入れていないためです。

脂や糖分を多く含んだ食事、化学調味料がたっぷり入ったお弁当
そして、食べてもほとんど栄養がない野菜なのに食べる量も激減。
・・・・・・・など

栄養表示は昭和初期に作られたものです。
その表記をいまだに使っているのです。
製造過程の大幅な変化がありながら・・・・

そして悪化させる生活環境です。
細胞を守る力が足りないのに、タバコ・酒・ストレス・公害・電磁波・洗剤など
活性酸素の中で生活しています。

細胞はどんどん傷つく一方です。

環境はなかなか変えられないので、食生活や日用品を変えていくしかありません。

食事は、野菜やお魚を多く食べるようにして、足りない分はサプリメントで補い
日用品は、なるべく合成洗剤を使っていない石鹸・歯磨き粉・シャンプー・洗剤を
使うように気をつけるだけでも改善されます。

少しでも活性酸素から身を守るように生活をして、元気に楽しく過ごしていきましょう!

★市販薬の筋肉痛用クリームで死亡

複数の製品を併用したり使用量を
増やしたりしないことが重要

 米国で17歳の陸上選手が筋肉痛を和らげるクリーム剤
Bengayの過剰使用によって死亡したとする
ニューヨーク市検視局の結論を受け、
市販(OTC)薬の危険性について警告する声が高まっている。

 AP通信によると、死亡した高校生は
サルチル酸メチルを含有する複数の市販薬を
併用していたという。

サルチル酸メチルはBengayをはじめ、
タイガーバームなど一般的な塗り薬の有効成分で、
アスピリンに似た抗炎症作用をもつ。

高用量サリチル酸を含む抗凝固薬には、
内出血、不整脈、肝障害などの副作用がみられる。

 しかし、「Bengayは米国で100年以上も前から親しまれている製品であり、
        飲み薬ではなく塗り薬であることからも、
        危険性が忘れられがちである」と
米Ruskリハビリテーション医療研究所(ニューヨーク)の
Gerard Varlotta博士は指摘。

2005年の統計によれば、米国で何らかの
毒性物質への皮膚曝露により死亡した例は14例だが、
局所薬は毒物曝露の原因の第7位で、
2005年に約11万件報告されている。

 Bengayの製造元であるジョンソン・エンド・ジョンソン社は
AP通信に対し、同製品は指示を守って使用すれば安全で、
今回の死亡例は極めて稀なケースと述べているが、  
Varlotta氏は、警告をもっとわかりやすく表示するべきだと指摘している。

市販薬は外箱をみても表示がわかりにくいものが多い。

 また、消費者の多くは、
異なる市販薬に同じ薬剤が入っていることに気付きにくい。

頭痛にアセトアミノフェンを服用しながら、
同薬を含む風邪薬を併用するのも、
よくみられる誤りだという。

単にラベルの指示を守るだけではなく、
複数の製品を併用したり使用量を増やしたりしないことが重要。

 このほかに注意を要とする例として、
Varlotta氏はAdvilやMotrin(どちらも有効成分はイブプロフェン)などの
鎮痛薬、漢方薬、サプリメント(栄養補助食品)、
ヨーロッパで購入してくる人の多い抗炎症クリームの
ボルタレン(一般名:ジクロフェナクナトリウム、米国では市販薬として未承認)などを挙げている。

あらゆる薬剤にはある程度のリスクがつきもので、
市販薬だから安全ということはない。
飲み薬でも塗り薬でも、
自分が使用するものについてよく知っておくべき
」とVarlotta氏は述べている。

2007年6月15日/HealthDay News

★ニュース 

登山家の皆さんはよくご存知だと思いますが
エベレストに登頂する際 シェルパというガイドがつきます

シェルパに関する 一番の研究がなされている機関があり
ファーマネックス社がスポンサーすることになりました
英語です http://www.supersherpas.com/medical.htm

<Yahooの日本語訳に載せて見るとわかりやすいです。>

過酷な条件下では 相当な負担が体にかかり
細胞がダメージを受けます
そこでバイオフォトニックスキャナーを提供し
酸化レベルの測定に協力するそうです

すごいね

アラバマ

★パーキンソン病治療

パーキンソン病治療に光明?

米大学で症状改善に成功

(読売新聞 - 06月22日 10:58) 

【ワシントン=増満浩志】

体のふるえなどが起きるパーキンソン病患者の脳内で不足する物質を、
遺伝子治療によって増やし、症状を改善することに、
米コーネル大などの研究チームが成功した。 

臨床試験の初期段階で、対象の患者は12人だけだが、
治療から1年たっても効果は持続している。

詳細は23日付の英医学誌ランセットに発表する。 

研究チームは、神経の興奮を抑えるGABAという物質が、
患者の脳内の視床下核という部分で不足することに着目。
GABAの生成を促す酵素「GAD」の遺伝子を
特殊なウイルスに組み込み、視床下核に入れた。

注入は、半身の左右どちらかをつかさどる部分だけに行った。

★認知症・50話:第10話 水補給と血圧管理

物忘れはアルツハイマー病のほかに、
脳血管障害により発症することもあります。

生活習慣病により動脈硬化をきたすと、
脳血管が閉塞(へいそく)して、血液が流れなくなり、
脳に障害が起きます。

時には脳出血をきたすこともあり、
進行すると、脳血管障害の認知症になる可能性があります。

 人のからだには水が必須です。

水分が不足すると血液が濃くなり、血管が詰まりやすくなります。
高齢者の中には、排尿の回数が多くなることで、
夜間の水分補給を制限されている方がおられます。
しかし、脳の血管が詰まるのは夜間に多いことを考えると、
ぜひ、寝る前にコップ一杯の水を飲むことをお勧めします。

 お茶やコーヒーは利尿作用や興奮作用があるため、
白湯(さゆ)や体の組成に近い電解質の入った飲み物が良いでしょう。
100~150ミリリットル程度の水分をとることで、
夜間の排尿回数が大きく変わることはないでしょう。

 一方、血圧は夜間には緊張がとれて、低くなります。
その結果、脳血管の動脈硬化がある場合には、
部分的に脳への血液供給が少なくなり、
手足のまひをきたすことがあります。
手足のまひが生じるほどひどくなくても、
脳への血液の供給が繰り返し低下すると、
広い範囲の脳細胞障害をきたし、
認知症に陥る危険性があります。

 現在、高血圧のため薬を服用されている方は多いと思います。
自宅でも血圧を測定していただき、
医療機関での測定値と大きく異なる場合には、
その記録を主治医に見てもらいましょう。
血圧の過剰低下に注意することで、
認知症を予防することも期待できます。
(大阪市立大大学院医学研究科教授・老年内科学、三木隆己)

毎日新聞 2007年6月8日 大阪朝刊

★g3ドリンク限定発売!ANA

ANAインターコンチネンタルホテル アトリウムラウンジ

http://www.anaintercontinental-tokyo.jp/rest/atrium.html

★中国製歯磨き粉から毒性物質

JTB商事など自主回収
2007年06月15日20時19分

 厚生労働省は15日、ホテルや旅館で使われる中国製歯磨き粉から、
大量に飲むと健康被害の恐れがある
毒性物質ジエチレングリコールが検出されたため、
製造販売元が自主回収を始めたと発表した。

今のところ、健康被害の報告はないという。

 検出されたのは、JTB商事(東京)などが中国で製造した
「Cool・White」「Js’BEAU―FRE」「BEAU―FRE」の3製品。
1個3~5グラム入りの使い捨てタイプで、
ジエチレングリコールが0.1~5.9%含まれていた。
出荷先は約1000カ所で、5月の出荷量は計約108万本。

 同省によると、ジエチレングリコールを短期間に大量に飲むと
腎臓障害などを起こす可能性があるが、
「歯磨き粉として数回使った程度では健康被害の恐れはまずない」という。

国内の店頭で販売している歯磨き粉については、
主要メーカー14社が調べた結果、検出されなかったという。

 米食品医薬品局(FDA)も今月から、
ジエチレングリコール検出を理由に、
中国製歯磨き粉の使用自粛を米国内で呼びかけている。

★アロエ被害







こういった製品を今だ堂々と売っているFLP。
本当に困ったものですね。。。。
第一、製品化するときに安全面の検査をしないってことですよね。
ってことは、この会社の製品みんな危ない?!って思われても
仕方がないですね。

★ノニ被害

●  ノニとは?  ノニ(Noni)はアカネ科(Rubiaceae)の植物で、
学名はモリンダ・シトリフォリア〔Morinda citrifolia〕です。
ノニはハワイで呼ばれている植物の名称で、
他に“Indian Mulberry”、“Nonu”、”Nono“、
沖縄では”ヤエヤマアオキ“とも呼ばれています。 

ノニはポリネシアから東南アジア、沖縄など、熱帯から亜熱帯の広い地域に
自生し、5-8m程になる常緑の灌木で、表面がゴツゴツした果実を付けます。
果実は最初は緑色で、熟すと黄色になり中鎖脂肪酸による発酵臭を出します。
古くから民間薬、赤色染料として利用されてきました。

健康食品として販売されているノニジュースは、
ノニの果実から調製した果汁に、
少量のグレープジュースやブルーベリージュースまたは
天然香料を添加して飲みやすくしたものです。

●  ノニジュースの有効性と安全性  
ノニジュースは、俗に糖尿病、高血圧、免疫力の強化、心臓病、
ガンの予防、美容や健康に効果があるといわれていますが、
そのヒトにおける確実な科学的根拠は現時点では見当たりません。
動物や細胞の実験において抗ガン作用を示した報告はありますが(PMID:11795436)(PMID:10441776)、その作用についてはさらなる検討が必要とされています(PMID:14664736)。 

ノニの根にはアントラキノン(anthraquinones)が含まれていますが、
果実には含まれていないと報告されています
(1)。特に発ガン性があるアントラキノン誘導体のlucidin とrubiadinは、
  果実から調製するジュースには含まれていないと報告されています
2)。 2002年12月に欧州委員会(Scientific Committee on Food)は、
  タヒチアン・ノニ・ジュース(モリンダ社(MorindaInc.))の安全性についての
  報告書を出しています(2)。その報告書には、ノニジュースに
 (1) 亜急性および亜慢性毒性、遺伝毒性、アレルギー誘発性の試験に
  おいて有害作用は検出できないこと、また数カ国で市販されてから
  数年経過しているが健康被害の報告はほとんどないこと、

 (2) 有効性においても他の果実ジュース以上の健康効果はないと記載されています。

市販されているノニジュースにはいろいろ商品がありますので、
全て同じとはいえません。

特に天然のものから調製するときは、同じメーカーの商品であっても、
常に同じ成分組成のジュースを作成することは
極めて難しいことを理解しなければなりません。

従って、この報告書の内容が全てのノニジュース商品に当てはまるとはいえません。

ノニジュースは世界十数カ国で販売実績があり、
その利用者は100万人以上と言われます。

但し、天然ハーブの為ごくまれに刺激を強く感じる場合があります。
その場合 は量を減らすか、体に合わないと感じたときは飲用をお止めください。
また、腎障害・肝障害をお持ちの方は特に注意が必要です。
(下記ご参照ください)

【ノニジュースが関連した海外の健康被害事例】

1)米国で慢性腎臓障害をもつ男性が、代替医療としてノニジュースを摂取して
  高カリウム血症を起こした事例があります。
  摂取したノニジュース中のカリウム量はオレンジジュースやト マトジュースと同じでした。

2)29才男性(少量のアセトアミノフェン摂取に関連した中毒性肝炎の既往症あり)が、
  ノニジュース1日1.5リットルを3週間摂取して亜急性肝不全を発症し、
  緊急肝移植手術を受けた。

3) 62才女性(肝臓病の既往症なし)が、ノニジュースを1日2リットル3ヶ月間摂取して
  自然治癒性の急性肝炎を発症した。

4)45才の患者(病歴や医薬品服用は特になし)がノニジュース1日グラス一杯を
  3週間摂取して血中トランスアミナーゼの顕著な増加とLDHの増加を示し、
  肝生検により肝障害と診断された。
  その後ノニジュースの摂取中断によりトランスアミナーゼは正常域に回復した。

5)多発性硬化症で6週間インターフェロンβ-1a(IFN)の投与を受けていた
  24歳女性(薬物誘導性肝炎の疑いでIFN治療停止)が肝障害(黄疸)と診断され、
  免疫増強目的で4週間摂取していた
  ノニジュース(Morinda citrifolia)がその 原因と推定された。

上記のノニと肝臓毒性については、
ノニに含まれるアントラキノン類が関与していると推定されていますが、
因果関係は明確ではありません。

健康食品等の摂取による健康障害の発生は、
利用者の体質なども関連しますので、
食品=安全という考えで過大な期待をして利用することには注意が必要です。

行政の第三機関である下記のサイトにてノニについて
注意事項など情報を公開しておりますので是非一度ご覧くださいませ。
→独立行政法人

「健康食品の安全性・有効性情報」

フランスは、ノニジュースについて消費者に警告!!

フランス食品安全協会は、いくつかの研究から、
ノニジュースが肝炎に関与したことにより、
消費者は1日あたり30ml以上飲まないように薦めている。

フランス食品安全委員会は、ヨーロッパ市場に入ってくる
ノニジュース製品の増加する数に応じてこの発表を出した。

ちょうど今週、英国の食品安全管理者は、
欧州連合のマーケティング承認申請をハワイアンノニから受け取ったと話した。

しかし、新しい食品製品に対して非常に慎重なアプローチを取ると
知られているフランスの委員会はそのトロピカル果実(ノニ)については
限られたデータしかないと言っている。

委員会はさらに、最近の2つの出版物が、
3人の消費者がノニジュースを飲んだ後に
厳しい肝臓障害を発症したことを報告していると注意した。

これらの報告は「胃腸学・肝臓学ヨーロッパジャーナル 
(2005;17:445-7)  European Journal of Gastroenterology and Hepatology 」と
「胃腸学世界ジャーナル (2005;11:4758-60)  the World Journal of Gastroenterology 」で
掲載された。

問題の原因調査はまだ進行中であるが、
委員会は一日に30ml以下の消費量を推薦する製品のラベルに注目した。

この製品に関する立証されていない健康増進効能やインターネットで
主張された健康上有効性に関して消費者は耳を傾けるべきではない、
という新規食品規制局からの忠告を委員会は繰り返し述べた。

記事著者:ドミニーク・パトン

★歯磨き粉は、合成洗剤です。


「口は体の入り口」です。
再確認しましょう!

合成界面活性剤の恐ろしさは、
強力かつ持続的な浸透性にあります。

肌でさえ皮膚障害を起こすのですから、口から肛門までの粘膜組織は
ひとたまりもありません。
さらに、内臓組織まで
その毒性は達します。

しかも合成界面活性剤の毒性は、
肝臓の分解無毒化作用をもってしても
対応することができません。

「白い歯と丈夫な歯」どちらを選びますか?

“常識”にまどわされることなく、もう一度考え直してみてください。

不自然な白さは怪しい、不自然な輝きは危険。
「白い歯」は魅力的に見えるかも しれません。
しかし、「白い歯」を求めるがために失う何かがあることを

しっかりと見据えておいたほうが良いと思ってください。

合成界面活性剤=台所洗剤をあの強靭なゴキブリに吹きかけ、
そして「ゴキブリには洗剤が一番効くね」などと笑った経験のあるかたは多いと思います。

長い歴史を生き抜き殺虫剤のひと吹きくらいで
即座にたじろぐような輩ではありませんね。
強力な毒性を持つからこそ“頼りがいのある武器”になったのです

ハミガキや口内洗浄剤に使われている合成界面活性剤の
濃度は台所洗剤より低いものです。
しかし本質的に持つ毒性には変りありません。

「発芽しない」=除草剤としても使えるハミガキ・口腔洗浄剤をどう考えますか?

なぜ、ハミガキの後は味覚が変るのでしょうか。考えてみてください。
*台所洗剤で洗った食器って怖いと思いませんか・・・・・・
 よ~く洗い流しましょう。
*台所洗剤を直接肌につけるのって怖いと思いませんか・・・・・
 ゴム手袋をしたほうが良いと思います。
 でも、環境破壊の原因の一つでもあります。

★中国食材危険!! 絶句ですね。。。。


★悪玉脂肪酸、NYで全面禁止…ドーナツもポテトも(読売新聞)

 【ニューヨーク=大塚隆一】ニューヨーク市は5日、
「トランス脂肪酸」と呼ばれる油脂成分について、
市内のレストランやファストフード店での
使用を原則的に禁止することを決めた。

全米で初めての措置となる。

トランス脂肪酸は、マーガリンやショートニング、
一部の調理油などの加工油脂に含まれ、
菓子やドーナツ、フライドポテトなど多くの食品で使われている。

大量に摂取すると動脈硬化などによる心臓疾患のリスクが高まるとされ、
米国では、悪玉の油脂成分として使用の規制を求める声が強まっている。

米食品医薬品局(FDA)は今年1月から食品中の含有量を
表示するよう義務付けた。

ニューヨーク市の決定は最も厳しい措置で、
外食店は2008年7月までに人工のトランス脂肪酸を
含む食品の提供をやめなければならない。大

手外食産業は代替油への切り替えを急いでいるが、
完全な駆逐は難しいとみられ、混乱も予想される。

[読売新聞社:2006年12月06日

★ジャンクフードのCM規制を 米小児学会、肥満児撲滅で

子供の肥満解消のため、米小児科学会が、
議会と連邦通信委員会(FCC)に対し、
ジャンクフードの宣伝の制限を要望する方針書をまとめた。

小児科医には宣伝の中止を働きかけていくよう求めている。

 執筆者の1人、ビクター・ストラスバーガー医師は
「子どもを対象にした広告が近年、著しく目立つようになった」と指摘。

インターネットや携帯電話といった新たな媒体が加わったほか、
学校内やスクールバス内でも活発な宣伝活動が行われているという。

 マーケティングの専門家ジェームズ・マクニールさんによると、
子どもを対象とした広告に投じられた費用は昨年、
月間14億ドル(約1610億円)にのぼり、前年から15%増加している。

 小児科学会の方針書は具体的には、
子ども向けのテレビCMは、
現在の半分の1時間あたり5、6分以下にするよう求めた。

また、バイアグラなどの薬品のCMは午後10時以降とするよう要請している。

 一方、学校内やスクールバス内の広告は、
学校財政の点から欠かせないものとなり、
アリゾナ州大のアレックス・モルナーさんが昨年実施した調査では、
83%の公立学校内に広告があった。
モルナーさんによれば、このうち3分の2が
ジャンクフードかそれに関連するものだった。(USA TODAY)
(2006/12/10 20:02)

★メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)はなぜ重要か

食事量と運動量のバランスを自分でコントロールするのは
大変なことです。
食事量を適量に抑えるのはストレスを感じることですし、
運動をするのは時間もやる気もないなど、たいへんですね。

どうしても体が欲しがってしまう食欲を、なるべくストレスなく
抑えて減食をするのに役に立つ栄養素があります。

ここでは細かい話は割愛しますが、

例えば・・・
バナバ葉エキス(コロソリン酸)
ウィザニア根エキス
L-カルニチン
カテキン
カルシウム
ブリンドルベリー(ヒドロキシクエン酸)
フォスファチジルセリン
アルファリポ酸
Co-Q10
などなど。

手軽で安全で効果があって、その割りに安く済むのは
ファーマネックスのTRAエッセンシャルズです。



メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)はなぜ重要か

<資料はメールにて>

参考資料:今後の生活習慣病対策の推進について
(中間とりまとめ)平成17年9月15日 厚生科学審議会健康増進栄養部会

★女性の心筋梗塞、喫煙で危険性8倍 熊本大など調査

2007年01月01日21時23分

 日本人女性が心筋梗塞(こうそく)になる危険要因のトップは喫煙で、
たばこを吸う人は吸わない人より8倍も危険性が増すことが、
熊本大などの研究グループによる調査で明らかになった。

男性でもたばこを吸う人の方が危険性が4倍高く、
喫煙は高血圧に次ぐ要因だった。

心筋梗塞の危険要因

 02年に急性心筋梗塞を初めて発症した全国の
患者1925人(平均67.7歳、男性1353人、女性572人)と、
年齢と性別の割合を患者に合わせた健康な2279人のデータを解析。

高血圧や喫煙などの危険要因が、
それぞれ単独でどのくらい大きいかを調べた。

 男性では、高血圧の人はそうではない人と比べて4.80倍発症し、
続いて喫煙が4.00倍、糖尿病が2.90倍。

女性では喫煙が8.22倍で、糖尿病が6.12倍、
高血圧が5.04倍だった。

 喫煙リスクが女性の方が男性より高い理由について、
河野宏明・同大助教授は
「はっきりしないが、体質的なものに加え、
女性の方が体が小さく影響が大きいのかもしれない」という。

 欧米では、喫煙と、高コレステロール血症などの
脂質代謝異常が2大危険要因とされる。

今回の研究では、高コレステロール血症は、
日本人男性で1.52倍と他の要因に比べて低く、
女性では1.10倍だが統計上の明確な差は出なかった。

 河野さんは
「日本では、特にお年寄りは低カロリー・低脂肪の食事をとるなど、
欧米の生活様式との違いが出たのではないか。
ただ、子どもを含めた若い世代は欧米化しており、
今後重要な危険要因になるだろう」
と指摘している。

http://www.asahi.com/life/update/0101/007.html

★世界規模でアブラ警報発令?~広がるトランス脂肪酸対策

近年、世界中でアブラが問題となっている…といっても、
食べる方の油脂類の話。

この脂肪は「トランス脂肪酸」と呼ばれるもので、
取りすぎると心臓病や脳卒中の最大の原因である、
動脈硬化につながる恐れがあるという。
アメリカを始めとした各国では、
すでに規制や表示義務などの取り組みがスタートしているようだ。

米・大手チェーン店が避けるトランス脂肪酸とは?

2006年10月、アメリカのケンタッキー・フライド・チキン(KFC)は
トランス脂肪酸を含む食用油の使用を、5,500店舗で07年4月までに
ストップすると発表。

なんでも、2年間に渡ってトランス脂肪酸を含まない
調味油を研究した成果だという。
時を同じくして、米バーガーキングもトランス脂肪酸を
使わないための取り組みをスタートすると発表。

さらに、米マクドナルドに至っては、02年に
その方針を明らかにしていたという。
なぜ、大手のチェーンがこのような取り組みを始めたかというと、
トランス脂肪酸が健康に与える悪影響を
無視できなくなったからだろう。

さて、このトランス脂肪酸というのはいったい何なのだろうか。

まず脂肪酸とは、食品の三大栄養素のひとつ、
脂肪を構成するもの。トランス脂肪酸とは脂肪酸の一種で、
マーガリンやショートニングなどの加工油脂や、
その加工油脂を原料として製造される食品に含まれている。
内閣府食品安全委員会によると、その生成は下の3つだという。

(1)
油を高温で加熱する過程に生成
(2)
植物油等の加工に際し水素添加の過程において生成
(3)
自然界では牛など(反芻動物)の第一胃内でバクテリアにより生成(脂肪や肉などに少量含まれる)


次に、トランス脂肪酸の作用を見てみよう。
体内に入ったトランス脂肪酸は、血液中の悪玉コレステロールを増やし、
善玉コレステロールを減少させるという。

これはつまり、動脈硬化の原因となり、心臓病や脳卒中の
リスクを高めることにもなりかねない…ということ。
そこで、アメリカを始めとした各国でも対策に乗り出したというわけだ。


対策はワールドワイドに…その時、日本は?

アメリカでは、2004年8月にトランス脂肪酸は
全食事中の1%未満という食事指針案が発表された。

そして06年1月、加工食品にはトランス脂肪酸の表示が義務づけられた。

一方カナダでは、05年12月から栄養成分表に
トランス脂肪酸の表示義務化がスタート。

ヨーロッパに目を向けると、デンマークでは04年1月から、
国内すべての食品のトランス脂肪酸含有率を2%までとする、
という制限が設けられた。

世界で盛んに取り組みが行われる中、日本ではどんな状況か気になるところ。

厚生労働省が1999年に発表した
「第6次改訂日本人の栄養所要量」によると、トランス脂肪酸については、
動脈硬化のリスクが高まるとの言及がなされている。

しかしながら、前述の内閣府食品安全委員会のレポートによると、
アメリカでは1人1日あたりトランス脂肪酸の摂取量が平均5.8gに対し
日本は1.56gと低い数値。
摂取エネルギー全体中の割合を見ても、
アメリカ2.6%に対し日本は0.7%という低値。

そのせいか、あまりこれといった対策はとられていないのが現状だ。
日本でも肉料理や油分の多い料理を食べる機会が増えた昨今、
われわれも「トランス脂肪酸」という言葉を
耳にすることが増えるかも知れない。

社会的な取り組みは今後に期待といったところだが、
やはり、脂質の摂り過ぎと私たちの健康の関係は無視できない問題だ。
自分自身のためにも、油を選ぶ目を養っておくようにしたい。

★睡眠:トラブル5人に1人 健康のバロメーター

正常な睡眠と睡眠時無呼吸症候群

 寒い冬の夜は温かい布団の中でぐっすり眠りたい。
しかし、なかなか寝付けなかったり、眠りの浅さに悩む人は多い。

また、睡眠時無呼吸症候群や不眠症などの睡眠障害と
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)や
病気の関係の深さを指摘する専門家もいる。
いわば睡眠は健康のバロメーターだ。

睡眠のトラブルの仕組みと、安眠や快眠のコツを紹介する。【扇沢秀明】

◇病気80種、多様な原因 1カ月続く不眠は専門医へ

 睡眠の専門医で作る「日本睡眠学会」。

同学会認定医でもある代々木睡眠クリニックの井上雄一院長によると、
訪れる患者のうち、不眠症、睡眠時無呼吸症候群、
昼間の眠気がそれぞれ2~3割、
睡眠のリズム障害が1割、寝ぼけが1割ぐらいという。

 井上院長は「睡眠に関する病気は約80種類ある。
心理的な原因、身体的原因、両者が複合した原因など、
本当に多様だ。5人に1人は睡眠に何らかの問題があり、
3~5%程度は睡眠薬を服用しているとされる」と話す。

 どの原因でも1カ月以上不眠が続けば、
専門医ら医師の診断を受けた方がよい。
軽度なら内科で十分だが、生活習慣の見直しや
心理的背景を探る必要があったり、心の悩みがある場合は
精神科、心臓が悪い場合は循環器科などが協力して治療するため、
ケースに応じて受診することが大切だ。

 井上院長は最初の問診でじっくり患者の話を聞く。
その後、一晩泊まって心電図や脳波、呼吸や筋肉の動きなどを
調べる検査入院や、日常生活の行動記録を
2週間つけてもらうことなどを経て、病気を診断する。

 ◇「むずむず脚」とリズム障害増加

 最近、井上院長が多いと感じるのは、
「むずむず脚症候群」とリズム障害。
頭は眠くなるのだが、体、特に脚がむずむずして眠れず、
睡眠薬も効きにくいのがむずむず脚症候群。

原因は不明だが、脳の神経伝達物質の一種、
ドーパミンの機能を高める薬が効くという。

 若者に多いのがリズム障害。昼夜逆転したり、
睡眠時間が不規則になることで、日中に眠気に悩まされるなど、
体のリズムがずれてしまう。
強い光を浴びてリズムを戻す光療法などがある。

 ◇高齢者は目が覚めがち 早い入浴、朝の散歩が効果

 加齢に伴う悩みもある。
睡眠は一晩に深い睡眠と浅い睡眠と
レム睡眠(体は眠っているが、脳が起きている状態で夢を見やすい)の
周期を4~5回繰り返す。

しかし、高齢者医学が専門の岡本克郎・クリニック東陽町院長は
「高齢者は睡眠にメリハリがなくなり、目が覚めがちになる」という。

 定年退職後に生きがいをなくすなどの心理的な
理由で不眠になる人も多い。

「効率重視で生きてきたビジネスマンは、
夜中に眠れないとその時間を無駄に感じ、ますます眠れなくなる」と岡本院長。

 高齢者が睡眠時間が減ったり、明け方に目が覚めやすくなるのは、
体の活力が落ちる加齢に伴う生理的な現象で、大抵は実害がないという。

人間は体温が下がり始めたころに眠りやすくなるため、
早めに入浴し湯冷めするころに寝て、
朝は日光を浴び30分ぐらい散歩する、などが効果的。

 高齢者の睡眠のトラブルで要注意なのは、
寝ている間に起きあがって動いたり、
うわごとを言う「せんもう」。年齢と関係なく起こるが、
高齢者は起こしやすい。ストレスや身体の不調、
薬の副作用で起きる場合がある。

本人に自覚がなくても家族は気が付くので、専門医を受診した方がいい。

 ◇肥満・中年・いびき、要注意 睡眠時無呼吸、検査入院し対策を

 電車の運転士への検査体制の不十分さが問題になっている
睡眠時無呼吸症候群も安眠を妨げる。

日本医科大学呼吸ケアクリニックの村田朗講師は
「大いびきをかく、息が詰まって起きる、
朝起きたらのどが渇く、昼に非常に眠い、などの人は要注意」と話す。

 睡眠中に10秒以上呼吸が止まると、
睡眠時無呼吸症候群だ。酸素が吸えず眠りが浅くなる。

交通事故の一部は睡眠時無呼吸症候群が関係している、との指摘もある。

 潜在的な患者は200万人とされ、
肥満、中年、いびきをかく人はリスクが高い。

あおむけに眠った時は舌の根が沈み気道が狭くなるが、
肥満や加齢で筋肉が緩み、気道がふさがってしまうからだ。
のどの粘膜を痛める喫煙、筋肉を緩める飲酒や過労も原因の一つ。

 完全に治療する方法はないが、対策はある。
専門医で1泊検査入院し、重度の場合は就寝時に
空気マスクを着ける。軽度の場合は、気道を詰まらせないよう、
睡眠中に下あごや舌を前方に出すためのマウスピースを歯科で作り、
着けて眠る。また、横を向いて眠ると気道がふさがりにくい。

 村田講師は「睡眠時無呼吸症候群の患者は、
高血圧や糖尿病などの生活習慣病を併せ持っている人が多い。
高血圧の原因が無呼吸だった場合もある。
無呼吸に限らず、睡眠障害と病気は関係が深く、
眠りの面から健康をとらえ直す必要がある」と話す。

==============
 ◇快適な睡眠を取る10カ条◇
 1、就寝前には刺激物とカフェインは避ける
 2、規則正しいリズムのある生活を送り、適度な運動をする
 3、就寝前はリラックスしてストレスをためない
 4、朝に光を浴びて体内時計を整える
 5、寝酒は睡眠の質を悪くし目覚めやすくする
 6、冬は寝室を暖め、寒すぎないようにする
 7、よく寝ても昼間に強い眠気があれば、専門医に相談する
 8、はげしいいびき、呼吸の停止、脚のむずむず感は専門医へ
 9、睡眠薬は医師の指導と処方の下で服用する
10、8時間睡眠は信仰のようなもの。自分が「休めた」と思えれば十分

 (睡眠障害の対応と治療ガイドライン=じほう社刊=を基に作成)

毎日新聞 2007年1月15日 東京朝刊

★高麗ニンジン食品に残留農薬

国民生活センター 4銘柄で基準値上回る
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070111ik04.htm

 血圧調整などに効果があるとされる高麗ニンジンを
主原料とした健康食品の一部で、国の定める残留農薬基準を
上回る農薬を検出したと10日、国民生活センターが発表した。

同センターでは、厚生労働省に対し、
詳細を調査し適切な指導を行うよう要望した。

 同センターでは、高麗ニンジンを主原料とする健康食品18銘柄と、
医薬品3銘柄を対象に昨年7~11月に調査を行った。

残留農薬について調べたところ、日本では使用が禁止されている
殺虫剤のBHCや抗菌剤のキントゼンが健康食品4銘柄から検出された。

加工食品の残留農薬は0・01ppm以下と定めているが、
4銘柄すべてでこれを上回り、中には5倍の0・05ppmを検出した銘柄もあった。


(2007年1月11日 読売新聞)

★ステロイド含有の健康食品「百歩蛇風濕丸」でまた被害発生=岐阜県

岐阜県は1月10日、
台湾製の健康食品「百歩蛇風濕丸」(ひゃっぽだふうしつがん)を
摂取した女性(80歳代)1人が全身のむくみやふらつきなどを訴え、
入院したと発表した。

現在、医療機関で治療を受けており、快方に向かっているという。

県薬務水道課によると、問題の食品から
ステロイドホルモン「デキサメタゾン」と
非ステロイド解熱消炎鎮痛剤「インドメタシン」が検出された。

同課は無承認無許可医薬品にあたるとして入手経路を調査しており、
関係業者が判明次第、指導していくとしている。

同製品を巡っては昨年8月、長期間摂取していた80歳代の男性が
摂取中止後にステロイド離脱症状を起こすという健康被害が発生している。

(詳細はニッポン消費者新聞2月1日号に掲載予定)

★タバコの中にポロニウム?!

元KBGのリトビネンコ氏が殺された事件後、
猛毒放射性物質「ポロニウム」の名前が有名になった。

そのポロニウムがたばこに入っており、
「1日1~2箱喫煙で胸部レントゲン写真300枚分の被曝だ」と
『ニューヨーク・タイムズ』が記事にした。

マイルドセブンにポロニウムが入っているかをJTに聞くと、
「という可能性はあると思います」。

たばこの含有物を公開しないのは食品でいえば原料隠し。
やましいところがないなら公開できるはずだ。  

タバコの煙に猛毒の放射性物質ポロニウム210が
含まれていることをJTが認めた
(週刊現代2007年1月6・13日合併号)。

特に濃厚な受動喫煙被害を受けるタクシーは
法律で禁煙にすべきではないだろうか。

★あなたのDHEAは

老化度チェック
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ken/20070119/ftu_____ken_____001.shtml

 「抗加齢」(アンチエイジング)という言葉が、医療の世界でも広がってきた。

微小のがんも発見しやすいPET(ペット=陽電子放射断層撮影装置)に加え、
老化度を測る「抗加齢ホルモン検査」を取り入れて
体の状態を診断する施設も現れた。 (藤 英樹)

 横浜市の「ゆうあいクリニック」(小沢幸彦院長)は、
PETやコンピューター断層撮影(CT)、
磁気共鳴画像装置(MRI)を使ったがん検診専門施設。

昨年十月から「アンチエイジング・コース」を新設した。
 「人間ドック目的の一般受診者は、四十-五十代の働き盛りが多い。
がんの発見だけでなく、生活習慣病全般をチェックしたいという
要望が強いので、PETだけでなくより幅広く体の状態をとらえる
指標があればと考えた」と小沢院長はコース新設の理由を語る。

 同コースを受診していた四十代後半の女性は、
「最近胃に良性のポリープが見つかり、親族にがんが多いということも
あって体が気になりだした」と言う。

同時に片頭痛などにも時折襲われ、
「老化が予想以上に進んでいるのではないか」と心配する。

 検診は超音波、
MRI、PET-CT(両方を一つの機器に組み込み同時に撮影できる)
などの順で進められた。

 女性は血液も採取された。
がんチェックの指標となる腫瘍(しゅよう)マーカーなどに加え、
血中の抗加齢ホルモン・DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)の
血中濃度を調べるためだ。
同ホルモンはがん発生の抑制にも関係しているといわれるが、
二十代をピークに減り始める。

 同クリニックがDHEA検査を導入したのには理由がある。

久留米大学(福岡県)医学部心臓・血管部門グループが昨年十一月に、
米国心臓病学会で発表した疫学調査結果に強い衝撃を受けたためだ。

 同グループが同県内の住民のDHEAを測定し、
二十七年後に生存調査を行ったところ、
男性では血中濃度が二百マイクログラム以上の集団に比べ、
百三十マイクログラム未満の集団の死亡数は六倍以上になった。
同グループは「DHEAは長生きのバロメーターであり、
体の維持に欠かせない役割を担っている」と結論づけた。

 同クリニックは、老化度のチェックもPETでのがんの発見とともに
健康維持には欠かせないと判断、DHEA値を重要な体の指標とした。

 約五時間かかった検診の後、前出の女性は医師から
PET画像を見ながらがんの可能性などについて説明を受けた。

DHEAなどの値は二週間後に郵送される。

 同クリニックの桑田有希子医局長によれば、
PETでがんが見つかる確率は1-2%。
「むしろ他の生活習慣病の可能性が高い人が圧倒的に多い」と言う。

血糖や血圧の値などとともに今後、DHEA値が重視されてくるとみられるが、
久留米大の調査グループを率いる今泉勉教授は、
検診の指標とされることに、こう注意もうながす。

 「生命予後にかかわる極めて重要なデータだけに、
生命保険会社なども知りたがる。本人が知ることでショックを受ける懸念もある。
取り扱いには慎重を期してほしい」

<メモ>DHEA  副腎から分泌される。

がんのほか動脈硬化、糖尿病、アルツハイマー型認知症の抑制など
幅広い生活習慣病に関与している可能性を、
久留米大の調査グループは指摘した。

米国では1994年にサプリメントとして認可され、
日常的に補充する人も多いが、
「寿命が延びるかどうかのデータはない」(今泉教授)という。

★温暖化「人間が原因」、国連4次報告を正式発表

 【パリ=渡辺覚】国連「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の
第1作業部会は2日、地球温暖化の分析・予測をまとめた
第4次評価報告書「気候変動2007―自然科学の論拠」を正式に発表した。

 洪水、暴風雨、雪氷融解など世界中で見られる現象を、
人間活動による二酸化炭素など温室効果ガス増加に起因する
温暖化と明確に位置づけ、気候変動の厳しい現実を突き付けた。

京都議定書とその後のより長期的な削減体制を
めぐる国際協議への影響は必至だ。

 報告書はまず、「平均気温や海面水位の上昇などから、
気候システムの温暖化は、疑う余地がない」と強調し、
「20世紀半ば以降の温暖化は、人間の活動による温室効果ガスの
増加によってもたらされた可能性がかなり高い」と言い切った。

「可能性が高い」とする2001年の第3次評価報告より踏み込んだ。

 過去100年間の平均気温は0・74度上昇し、
同0・6度とした第3次報告書に比べ、温暖化が加速していることを示し、
各国に緊急課題として取り組む必要性を指摘した。

 今後の予測では、
〈1〉省エネに転換した持続発展型の社会
〈2〉化石燃料に依存したままの社会
〈3〉非化石エネルギーを重視した社会
――など六つの「シナリオ」を想定。

持続発展型社会を実現できれば、
今世紀末の平均気温の上昇を1・1度、
海水面の上昇を18センチに抑制できる可能性があるが、
最も温暖化が進む化石燃料依存型の社会では、
平均気温は最大で6・4度、海水面は59センチそれぞれ上昇すると予測した。

 このほか、北極海の海氷は21世紀後半の晩夏には
ほぼ消滅すると予測した。

猛暑や熱波などの異常気象が増加し、
台風も大型化するとの予測も提示した。
温暖化の影響で、海水の酸性度を示すpHは0・14~0・35下がり、
海の酸性化が進む事態にも警告を発した。

 報告書を取りまとめたIPCC第1作業部会のスーザン・ソロモン共同議長は
2日の記者会見で、「温室効果ガスと地球温暖化の行方は、
今後の社会のあり方をめぐる選択にかかっている」と述べ、
途上国を含む世界各国に対し、有効な対策の実施を求めた。

 IPCCはこれまで、1990年、95年、2001年に3次にわたる報告書をまとめた。

今後IPCCは、温暖化の生態系や社会・経済への影響を評価する
第2作業部会報告を4月に、気候変化への対策を評価する
第3作業部会報告を5月にまとめる。

(2007年2月2日22時19分 読売新聞)

★コレステロール:判断基準、変更へ 「悪玉」に標的絞る--学会が指針

日本動脈硬化学会は、
心筋梗塞(こうそく)など動脈硬化性疾患の予防や
治療の指標から従来の「総コレステロール」をはずし、
代わりに「悪玉コレステロール」といわれる
LDLコレステロールなどを判断基準とする
新しい診療ガイドラインを策定した。

拘束力はないが、多くの医療現場は対応が迫られそうだ。

3日、福岡市で開かれた同学会理事会で承認された。 

狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの病気を招く
「高脂血症」の診断基準には、一般的に総コレステロールが使われている。

同学会が02年に策定したガイドラインでも、
血液1デシリットルあたり220ミリグラム以上を
「高コレステロール血症」とし、心筋梗塞などを防ぐには
220ミリグラム未満に抑えるよう求めてきた。 

しかし、「高コレステロール」の中でも、
「善玉」のHDLコレステロールが多い場合には
LDLコレステロールは通常より低く、動脈硬化につながりにくい。

日本人はこうしたケースが多く、総コレステロールを基準にすると、
必要量以上の投薬が行われるなどの問題が分かってきた。

このため、「誤解の元」となる総コレステロールを基準から外し、
高コレステロール血症は「LDLコレステロール140ミリグラム以上」とした。 

策定の中心となった同学会動脈硬化診療・疫学委員長の
寺本民生・帝京大教授(代謝学)は
「日本人のデータに基づき見直しを行った。
他の学会にも呼びかけ、基準の統一を図っていきたい」と話している。

【山田大輔】毎日新聞 2007年2月4日 東京朝刊

★オメガ3系脂肪酸、人もDOGも。

オメガ3系脂肪酸について3種類の資料です。

オメガ3脂肪酸は、細胞膜の主要な構成要素。
人体の細胞膜は、
必須脂肪酸・たんぱく質・ビタミンA・ビタミンEなどで作られています。

リノール酸(オメガ6脂肪酸):α-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)=1:1
となる食生活が理想です。

現在は7:1の比率でかなり悪い状態とされています。

そうなると細胞膜も大変化!!

細胞膜を柔らかくするオメガ3
飽和脂肪は粘着力が強く、反対にオメガ3脂肪はサラサラと柔らかくします。

リノレン酸はEPAやDHAの生みの親
EPAやDHAは、海中生物の食物連鎖の過程で作られます。
人間の体内でも植物油のα-リノレン酸から
多くがEPAに変化し一部がDHAに転換されます。

脳細胞や粘膜、血液に不足しないように
オメガ3脂肪酸は、脳細胞・粘膜細胞・胎盤細胞・赤血球等の膜には
他の細胞膜に比べて、特に多く必要とします。
体内で作れませんので、食事として常に不足しないように摂ることが大切です。

オメガ3脂肪酸の欠乏、ジャンクフードが暴力的犯罪行為を増やす
ー英米の研究 畑の便り  №06-43 2005年10月23日
小針店で印刷・配布したものに加筆

 先週10月17日の英国の高級紙「ガーディアン」に、
人の攻撃的行動、犯罪において栄養の欠陥が
中心的役割を演じている事を示唆する幾つかの調査や
英国と米国の犯罪者での研究が紹介されました。

研究者の一人は、「先進国社会での暴力の大流行は
我々が何を食べるか、あるいは食べないかに関連しているかもしれない。
ジャンクフードは、我々を病気にするだけではなく、
狂わせ、悪行も働かせるかもしれない」と言っています。

その栄養は多様なビタミン、ミネラル、
必須脂肪酸のオメガ-3系脂肪酸(n-3系)です。

<もう少し詳しい資料がほしい方はメール
(お伝えしている)で「オメガ3系資料」と題名で
                    送ってください。>

オメガ脂肪酸と犬のアレルギーと皮膚炎について

【オメガ脂肪酸とは何か?】

食餌で摂る脂肪は、三個の脂肪酸と一個の
グリセロールが結びついたものです。
脂肪酸にはたくさんの種類があり、
どうゆう脂肪酸でできているかによって脂肪の種類が違ってきます。

大きく2つに分けると、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に大別されます。

脂肪酸は炭素と水素が手を結んで鎖のように長く繋がって、
その鎖の一方の端に酸素元素が2個ついた構造になっています。

そして、酸素元素がついているほうの端をデルタ・エンド、
もう一方の端をオメガ・エンドと呼んでいます。
飽和脂肪酸では炭素原子はすべて水素と結び合っていますが、
不飽和脂肪酸では水素と結び合っていない炭素があり、
その炭素は炭素同士で結び合っている箇所が何ヶ所かあります。
これを炭素の二重結合と呼び、オメガ・エンドから見て、
最初の二重結合が9番目と10番目の炭素で起きているものを
オメガ9、6番目と7番目で起きているものを
オメガ6、3番目と4番目で起きているものを
オメガ3といっている。

不飽和脂肪酸にはこのオメガ9、オメガ6、オメガ3の
三つに大別されます。(表1)<資料はメールにて>

例えば、オメガ6では基になるのはリノール酸で、
これは植物性食品に含まれています。
食餌でリノール酸を摂ればそれを基にして、
体内で矢印の方向にオメガ6の脂肪酸をつくり出していくことができます。
また、肉・卵・乳製品を食べると、アラキドン酸を直接摂ることができます。

オメガ3では基となるのはアルファ・リノレン酸で、
これも植物性食品に含まれています。
そして、アルファ・リノレン酸を摂れば、体は必要に応じて、
やはり矢印の方向の代謝経路を経てEPAやDHAという
重要なオメガ3脂肪酸を作り出すことができます。

また、魚などは、海藻やプランクトンンに含まれている
アルファ・リノレン酸から食物連鎖を経過しながら、
矢印の方向の代謝によってEPAやDHAを作り出しているため、
魚を食べることによって直接EPAやDHAが入ってくることになります。

(表1)不飽和脂肪酸と体内での代謝経路(→)<資料にて>
 
 
※注:わが国ではメチル基(オメガ・エンド)のCH2をN、
次のCH2をN-1、その次のCH2をN-2・・・と順に呼ぶことから、
オメガ3はN-3系列、オメガ6はN-6系列と呼ぶ。
 
 
それぞれの脂肪酸の数字は左が炭素原子数、
右が二重結合の数を表しています。
矢印の方向の代謝によって、
鎖が長くなり、二重結合の数も増えていきます。

全身の細胞は不飽和脂肪酸によって細胞膜を作っていますが、
脂肪酸の鎖の長さと二重結合の数によって、
細胞膜で果たす役割が違ってきます。
それぞれの細胞が最も望ましい脂肪酸を選んで
細胞膜を作ろうとしているので、
その要求を満たす食餌が良い食餌となるのです。

また、オメガ6とオメガ3の3つの脂肪酸は、
ジホガンマ・リノレン酸からIシリーズの
プロスタグランジンをアラキドン酸からは
II シリーズのプロスタグランジン、EPAからは
III シリーズのプロスタグランジンが作られますが、
体の正しい調節のためには、
原料となる脂肪酸の均衡が必要となってきます。
II シリーズのプロスタグランジンと III シリーズのプロスタグランジンの
不均衡から多くの健康上の問題が生じてきます。

プロスタグランジン(PG):
血圧降下、気管支収縮、子宮収縮、血管の収縮又は拡張、
免疫抑制、利尿等その生理作用は多岐にわたる。

ホルモンとよく似た働きをするが、
生体の局所のみで作用することから、局所ホルモンと呼ばれる。

【オメガ3とオメガ6のアンバランス】

オメガ3とオメガ6によって作り出される調整物質の
プロスタグランジンとロイコトリエンの作用は出産時の陣痛から
血液の粘度、炎症まで広範囲にわたっています。

アラキドン酸は生体膜の流動性を高める役割がありますが、
アラキドン酸から作られる?シリーズのプロスタグランジンは
炎症を激化させるので、オメガ6のみ多量に摂取する食餌では
アトピー-性皮膚炎の症状の激化や関節炎の痛み、
大腸炎では腸内層の腫れを引き起こすといわれています。
逆に、EPAから作られる?シリーズのプロスタグランジンは
炎症を鎮めるので、皮膚炎から関節炎、喘息、腸炎、
疥癬、血管にいたるまで広範囲の炎症を抑え、
症状を改善するといわれています。

?シリーズのプロスタグランジンと
?シリーズのプロスタグランジンは正反対の作用をするので、
オメガ6とオメガ3のバランスのとれた食餌が何よりも大事です。

ロイコトリエン:
喘息発作やアナフィラキシー
(抗原抗体反応が引き金となって起こる激しい過敏反応)を
司る物質として発見された、一群の生理活性物資。
気管支や肺抹消気道の収縮活性、白血球活性化などの作用を持つ。

【オメガ3脂肪酸の可能性】
1999年メリーランド大学共同研究・情報委員会主催で開催された
医学ワークショップによると、植物油、植物食品や魚に豊富に含まれている
エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)の
オメガ3系必須不飽和脂肪酸を摂取することが、
心臓病、免疫関連疾病、精神病、運動障害に有効であるとの
各種の研究結果が発表され、また、オメガ6系脂肪酸の摂取量と
オメガ3系不飽和脂肪酸の必須脂肪酸の摂取量の
バランスが崩れていることが指摘されました。

更に、この他、肥満の改善のために脂肪の摂取を減らすこと
および低脂肪の食事をとることは重要であるが、
この際においてもオメガ3系の不飽和脂肪酸は減少させる
べきではないこと、妊娠時、授乳時におけるオメガ3系脂肪酸の
摂取は子供の発育に重要であること、養豚、養鶏、魚類養殖などで
オメガ3系不飽和脂肪酸の含有量を増加させた餌を使用することは、
養殖対象動物の健康を促進するばかりでなく、
養殖動物体内中のオメガ3系不飽和脂肪酸の
含有量を増加させる効果があることなども発表されました。

オメガ3系不飽和脂肪酸の研究が進むにつれ、
多様な効能が発見されてきましたが、
このワークショップにおいて発表されたオメガ3系不飽和脂肪酸の
各疾病に対する効能についての研究結果の概要は次の通りです。

1. 心臓病に対する効能心臓の冠状動脈疾病、
    不正脈発生による死亡率を著しく減少させる。
    血圧、脈拍数の低下、血液中の脂肪の低下による
    心臓発作を予防、血栓の形成の防止。

2. 幼児の視覚機能、集中力、理解力の向上

3. 出産後の憂鬱などの躁病、精神分裂症、躁鬱病の回復

4. アレルギー・皮膚炎、リウマチ関節炎などの免疫関連疾病の防止

5. 肝臓移植の際の拒絶反応に対する軽減

6. 癌細胞増大、転移の阻止(動物実験段階)

【オメガ3脂肪酸を多く含む食品】

オメガ3・オメガ6・オメガ9源となる植物油
植物性食品の脂肪酸組成
亜麻仁油(フラックスシードオイル)
しそ油 
ククイノキノ種油 
かぼちゃの種
くるみ
大豆
キャノーラ油
小麦胚芽
米ぬか
月見草油
紅花油
ひまわり油
ブドウの種油
ごま油
オリーブ油 
日本食品脂溶性成分表抜粋
いわし丸干し
すじこ
まぐろ脂身
さば
いしもち
ぶり
うなぎ蒲焼
まいわし
さんま
身欠にしん

【犬と脂肪酸】

前述のようにオメガ6とオメガ3脂肪酸のバランスが必要ですが、
特にオメガ3脂肪酸の摂取が犬にとっても免疫機能の向上として重要です。
また、体の成長、キズの治癒の促進、正常な肝機能のためには、
オメガ6脂肪酸、特に動物性、植物性のリノール酸(ガンマ・リノレン酸)を
充分に摂取することが必要となります。

犬もリノール酸(ガンマ・リノレン酸)を体内代謝で、
アラキドン酸に変換することができ、アラキドン酸は
犬の皮膚や被毛を健康に保ち、正常な生殖機能をもたらしてくれます。

オメガ3脂肪酸を多く含んだ食べ物によって、
細胞壁の構成に違いがでできます。
その結果、細胞は炎症を起こしにくくなってきます。
いずれにせよオメガ6とオメガ3脂肪酸をバランスよく与えることが必要です。

【犬のアレルギーと皮膚炎】

●アレルギー
アレルギーは虫刺され、特定の食物や薬、ダニ、花粉、カビそして
人間のフケなどの老廃物が犬のアレルギーを引き起こす原因になります。

皮膚炎、湿疹、大腸炎、花粉症、関、下痢や嘔吐などを含める様々な
犬の健康障害には、アレルギー反応が関連していることが少なくありません。

人間の花粉症に代表されるアレルギーが年々増加傾向にあるのと同様に
犬にもこれと似た減少が増えています。

ダニのフン、蚤の唾液、人間の老廃物などのアレルゲンが
犬の体内に取り込まれると、免疫機能が刺激され、
IgEと呼ばれる抗体をあやまって生成します。

アレルギー反応を起こしている犬の体内で、
IgEは「肥満細胞」と呼ばれる特別な免疫細胞受容体に結合し、
そこから皮膚や胃や腸の内壁、肺や気管に移行します。
IgEは肥満細胞にヒスタミンなどの炎症性化学物質を撒き散らし、
アレルギー反応を引き起こします。

アレルゲンから犬を遠ざけるのが最も有効な治療法ですが、
その他、ヒスタミンについては、抗ヒスタミン剤によって
コントロールが可能ですが、その他の化学物質については
抑制が難しいとされています。

最近では、ロイコトリエンが化学物質の拮抗剤として
効果があるとされています。

また、オメガ3脂肪酸の細胞レベルでの効果、
腸内での肥満細胞の縮小のために高用量の投与を
すすめる米国の獣医師が増えています。

また、皮膚アレルギー疾患では頻繁なシャンプーがすすめられます。
犬の被毛がカビや花粉のようなアレルゲンを集め易いためでもあります。
犬の皮膚から排泄される老廃物や唾液には特殊タンパク(CanF-1)が含まれ、
このCanF-1によるアレルギー反応を起こす人がいますが、
やはり、定期的に犬を洗浄し、長毛種はトリミングをして、
CanF-1濃度を下げることが必要です。
 
●皮膚炎
皮膚炎は感染症、蚤やダニ、アレルギー反応と関連している
ケースが多いと言えます。炎症は修復過程の普通の現象ですが、
度が過ぎるとさらなる皮膚障害を併発することもあります。
皮膚の「肥満細胞」が過剰に増加すれば、若い犬のように、
肥満細胞の腫瘍となります。蚤やダニに刺された場合の
皮膚炎は二次的に細菌感染に繋がることもあります。

人間と同じように現代の犬の住環境はダニの繁殖に適した
環境下にあります。機密性が高く、高温多湿で、
ダニの繁殖に適した環境で、犬も生活する時間が長くなっています。

その結果皮膚のかゆみ等のアレルギー反応を訴える犬が増えています。
血液中の好酸球はアレルギーや寄生虫によって増加し、
攻撃相手を逆にして、体内組織を攻撃するようになり、
ダメージを受けた細胞から化学物質を流出させ、
皮膚のかゆみを引き起こします。

皮膚の感染症としては、細菌やカビ゙によるもの、皮膚糸状菌によるもの、
咬傷や引っ掻き傷による「のうよう膿瘍」、
表皮の部分的な感染症の「ホット・スポット」、イーストの感染症である
マラセシア、ブドウ球菌による皮膚の感染症があります。

【犬のアレルギーとオメガ3脂肪酸】
オメガ3脂肪酸はアレルギー反応を抑制する働きを持っています。
藻類はオメガ3脂肪酸を多量に生成し、
これは、海洋動物の体内組織の形成に役立っています。

魚や藻類にはナチュラルなオメガ3脂肪酸が豊富に含まれており、
これらはアレルギー反応から犬を守る有益な食物になります。
また、地上の植物、それを食べる動物には
オメガ6脂肪酸が高い比率で含まれています。

【オメガ3脂肪酸の注意点】
オメガ3脂肪酸は酸化しやすい脂肪酸なので、
体内のビタミンEを減少させることがあります。
オメガ3脂肪酸の酸化を防ぐために抗酸化ビタミンのビタミンEが消費されます。
このためビタミンEを適宜摂る必要があります。
また、その保管には冷蔵保存が望ましく、低温下におくほど酸化から免れます。
 

★眠くなる花粉症薬…「服用後も運転」4割超

花粉症の薬を服用するドライバーの大半が
眠気や判断力低下を感じているものの、
4割強の人は運転を控えないことが4日、
健康・医薬関連企業でつくる「健康日本21推進フォーラム」の
インターネット調査で分かった。 

調査は昨年12月、花粉症の症状があり
車を運転する20~69歳の男女各500人を対象に、
花粉症と運転とのかかわりについてアンケートした。 

8割以上の人が花粉症の症状が運転に影響すると考えており、
対策としてはマスクや目薬が多かった。

医師の処方薬または薬局で買った薬を飲む人は半数以上いた。 

薬は、一般的に眠気の副作用がある「抗ヒスタミン薬」36.0%、
「それ以外」10.9%で、「分からない」との回答が58.1%に上った。 

服用後、眠気を感じた人は72.1%、
集中力や判断力の低下を感じた人は66.7%。

服用後に過半数の人は運転を控えたが、
特に対処せず運転した人が43.0%いた。 
服用後に運転していて「対向車線を走った」
「玉突き事故を起こした」など、
実際に事故を起こしたり、起こしそうになったりした人は6.2%だった。 

運転に関し、薬剤師または医師の説明・注意があった人は
それぞれ4割に満たず、医師らの説明が十分だと思う人は
4人に1人にとどまった。 

最近は眠気の副作用が少ない抗ヒスタミン薬も出ており、
存在を知っている人は少数で、
そういう薬が「あれば服用したい」人は9割近くを占めた。

(2007/02/05 20:22)

★温暖化で日本の砂浜9割が消失、農漁業も影響…環境省

地球温暖化が加速しているとの国連の報告書が2日、
発表されたのに合わせ、環境省は同日、
これまでの国内での調査研究結果をまとめた資料集を公表した。

 熱中症患者が増え、コメの収穫量は減少、砂浜の90%が消失――。
温暖化がこのまま進んだ場合、日本でも国民の健康面をはじめ、
農業など多方面で深刻な影響が 生じることが改めて示された。

国立環境研究所などの予測によると、
今世紀末、日本では最高気温30度以上の
真夏日の日数(2006年は東京で38日)が2~3倍に増える。
エルニーニョ現象 がより顕著になり、
6~8月には豪雨になる頻度が増し、異常気象がますます深 刻化 する。

その結果、コシヒカリの栽培では、苗をこれまでと同時期に植えた場合、
気温の高まりで50年後に東北地方南部から南の多くの地域で、
約10%収穫量が減る。
生育も不十分となり、米粒が乳白色化して、
品質が下がる。九州北部から中部の水田では、
太陽熱で蒸発する水分量が増加、慢性的な水不足が予測される。

ミカンの生産適地は北上し、冷涼な気候向きのトマトの糖度が下がる。

健康へのリスクも高まる。1940年代に長崎、大阪などで流行したデング熱を
媒介する蚊の一種ヒトスジシマカはすでに
2005年、岩手、秋田県で確認されているが、
その生息域が一層、北に広がる。最高気温が35度を超えると、
熱中症患者の急増が予想される。

国連の報告書は、世界中で海面上昇が発生すると予測しているが、
仮に日本沿岸 で海面が1メートル上昇した場合、
砂浜の面積の90%が消失し、渡り鳥の餌場となっている干潟もなくなる。
東京、大阪湾などでは高潮対策に7兆8000億円が必 要になるなど、
巨額の投資が必要になる。

海水温が2度前後上昇しただけでも、
サンマ、イワシ、サバなどの漁場が北上し、
トラフグを養殖できる海域は縮小。

大型クラゲによる被害がより拡大する恐れもある

こうした予測について、
環境省研究調査室は「これだけ広範な影響が予測されたことに驚いている。
地球温暖化を防ぐ努力はもちろん大切だが、温暖化が進んだ社会に
適応することも考えていかなくてはならない」と話している。

(2007年2月2日23時20分 読売新聞)

★健康食品:摂取で中毒!? アガリクスで肝機能障害/キトサンで肺炎… 被害例出版

◇筑波大名誉教授が出版

 健康やダイエットへの関心が集まる中、
健康食品や漢方薬などによる健康被害例を集めた
「健康食品中毒百科」(丸善、2940円)を
中毒学の第一人者の内藤裕史・筑波大名誉教授(75)が出版した。

内藤さんは「健康食品や生薬、漢方薬は
西洋医薬と違い副作用がないと一般に信じられているが、
影の部分もしっかり見つめて付き合ってほしい」と訴えている。【元村有希子】

 学術雑誌に発表された計1085本の論文から
引用した国内外の健康被害事例を分析し、

▽やせ薬▽健康食品▽漢方薬・生薬の3分類で計56項目にまとめた。

 内藤さんによると、健康被害に共通するのは
(1)少量なら無害な成分も、錠剤などで大量に摂取することで被害を招く
(2)安全だと信じてとり続け、被害が深刻化する
(3)栽培、抽出、製造過程で混じる不純物(重金属など)が
   悪く働く場合もある、といった点だ。

 ダイエット目的で植物のアマメシバを摂取した
女性に重い呼吸器障害が多発したケースや、
テレビ番組で「やせる」と紹介され、
まねた女性に下痢などの被害が続出した白インゲンなどは、
「自然のものは体にいい」という思い込みが招いた被害の典型だという。

 この他にも、アガリクスを飲んだが肝機能障害になった
▽エビやカニの甲羅からとれるキトサンを摂取した喫煙者が肺炎を起こした
▽ウコンを摂取した肝硬変患者が症状を悪化させて死亡した--など、
具体的な被害例を数多く紹介している。

 被害の有無や程度は体質や摂取量、製品の品質などに影響されるため、
一律に評価できない。

このため、「信頼度の高い文献から、
          被害の実例を幅広く、正確に集めた」(内藤さん)という。

 内藤さんは「どれだけ健康被害が出ているか立ち止まって考え、
                   注意しながら付き合うべきだ」と警告する。

毎日新聞 2007年2月14日 東京夕刊

★【医療を問う 第5部】(6)医師も間違える

「医療従事者への教育だけで医療の安全を確保することは不可能。
医療事故を起こさないシステムの導入が必須」

質と安全確保

 昨年11月23、24の両日、東京都内で開かれた
「医療の質・安全学会」の第1回学術集会で、
理事長の高久史麿(たかく・ふみまろ)自治医科大学長は
、欧米に比べ遅れている医療の質・安全に関する
科学的研究の必要性を強調した。

 参加者は医療関係者だけでなく、
工学、心理学、経済学、法律の専門家、行政、患者など多岐にわたっていた。

 医療の安全に対する本格的な取り組みが
日本で始まったのは平成11年1月。

患者を取り違え、必要のない外科手術を行った
横浜市立大学付属病院の事故がきっかけだった。

 事故につながりかねないエラー報告を集め分析し、
医療現場を改善していく「インシデント・レポート」や、
病院に内在するリスクを減らす「リスク・マネージメント」の
取り組みが始まった。

 同じ年の11月、
米国で「To Err is Human(人は誰でも間違える)」
(邦訳は日本評論社が発行)と題する報告書が刊行された。

それによると、コロラド州とユタ州の調査結果を97年の
全米の入院患者に当てはめた場合、
毎年少なくとも4万4000人が医療過誤で死亡しているというのだ。

自動車事故死者数の4万3458人を上回る、衝撃的な数値だった。

 医療界が「医師も看護師も間違えない」としてきた
権威づけを否定。「医師も看護師もエラーを犯す」と
認識したうえで、医療事故をなくすための抜本的な改革と、
医療界にとどまらない社会的な取り組みを提言した。

社会の協力不可欠

 医療の質・安全学会の副理事長、
上原鳴夫・東北大学大学院教授(国際保健学)は
「日本の病院は医療事故が起きたとき、事故を隠さず患者に謝罪し、
必要な調査を行って再発防止を行うという課題に取り組んできた。

今後は病院だけでなく、さまざまな分野の研究者、
関連業界、行政、市民などが互いに協力し知恵を出し合い、
エラーが起きにくい、エラーが起きても患者に重篤な危害を与えない
医療システムづくりに、一刻も早く着手する必要がある」と指摘する。


 「現状のままでは医療事故は減らない」。
医療過誤訴訟などのために鑑定意見書を書いてきた
医療従事者の民間団体「医療事故調査会」の
代表世話人、森功医師は最近そう考えている。

 根拠の一つは、調査会に鑑定依頼された10年分の医療事故データ。
13年度以降、過誤と判断した事故は約75%、
過誤による死亡と判断した事故は46%で下げ止まった。

 もう一つは、森医師が理事長を務める
医療法人医真会(大阪府八尾市)の病院で発生するエラーの発生頻度。
専従の医師と職員を置いた監査機構を置き、
病院内の医療事故を詳細に分析し改善を繰り返してきた。
だが4年目以降、1床あたり年間約1.5件から下がらなくなった。

 来月17、18の両日、大阪国際交流センター(大阪府天王寺区)で
日本予防医学リスクマネージメント学会の学術総会と合同で、
医療事故調査会のシンポジウムを開く。

やはり医療関係者にとどまらず、さまざまな立場の人が集う予定だ。

 「医療事故の原因をいま以上に減らすことは、医療者の取り組みだけでは不可能。

患者である市民も巻き込んで、社会的な医療システムを考え、実践していく必要がある」。

森医師はそう話している。



 この連載は石毛紀行、長島雅子が担当しました。

(2007/02/15 08:31)

★JTが「禁煙反対」の組織票、ネットアンケに社員動員

神奈川県が、公共の場所を全面禁煙にする全国初となる条例の制定について賛否を問うインターネット・アンケートで、日本たばこ産業(JT、東京都港区)が社員を動員し反対の“投票”をさせていたことが14日、わかった。
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 先月26日の締め切り直前に、反対が賛成を逆転。
県はネットを使わずアンケートをやり直す。

 JTは「社員に回答の協力を依頼した」と動員を認め、
「条例が成立すれば、ほかの自治体に波及する恐れがあった」としている。

 アンケートは昨年12月27日~1月26日、
  県のホームページ上で実施。

受動喫煙防止に関する設問の中で、
「条例で公共の場所の喫煙を規制すること」について、
「賛成」「反対」を聞いた。

1月20日ごろまでは賛成が反対を大幅に上回っていたが、
締め切り2日前になって逆転した。回答は4047人から寄せられた。

 JT本社は1月、神奈川県を担当する横浜支店(横浜市西区)などに
アンケートへの協力を複数回にわたり依頼、
支店から社員全員に伝えたという。
社員が、それぞれ担当するたばこ販売店にも回答を依頼していたとの情報もあり、
JTは「調査する」としている。

 アンケートは誰でも参加でき、
ネット上でアドレスを登録すれば1度回答できる方式だった。

松沢成文知事は「システムの改良が必要だ」と話している。

(2007年2月15日3時4分 読売新聞)

★スポーツ好き小学生は食事にも興味、サプリ服用も1割

スポーツ活動に参加している小学生は、
食事に対する意識が、より高い傾向にあることが、
日本体育協会が行った調査で明らかになった。

 「バランスを考えて食べる」と回答したのは40・6%、
「好き嫌いをしない」は6 3・7%で、
いずれも一般の小学生の2倍近い割合。

日体協スポーツ科学研究室では
「 『強くなる』という目標を持って食事に興味を持ち、
一般の子供よりも一段高いレベルで毎日の食事を考えている」
と分析している。

調査は日体協スポーツ医・科学専門委員会が、
今年度から3年計画で始めた。

初年度は関東の1都6県と静岡県でスポーツクラブ所属の
小学4~6年生の男女児童と保護者を対象にアンケートを行い、
約3500組から回答を得た。

これを日本スポーツ振興 セ ンターが2000年に行った
「児童生徒の食生活等実態調査」と比較した。

「朝食を必ず食べる」は96・7%、
「3食必ず食べる」は95・6%といずれも 9 割を超え、
それぞれ一般より12~19ポイント高い。

一方で、各種ビタミンなどサプリメントを服用している
割合が10・4%に達する驚きの結果もあった。

放課後の間食を「お菓子」で取っているのは
一般と変わらないなど改善の余地もあった。

(2007年2月22日3時1分 読売新聞)

★白内障:ビタミンCが防止--厚労省研究班

日ごろの食事でビタミンCを多くとっていると
白内障になる率が低いとの結果が、
厚生労働省研究班(担当研究者=吉田正雄・杏林大医学部助手)の
3万5000人規模の調査で出た。

海外では同様のデータが出ていたが、
国内で確認されたのは初めて。

白内障は目の中の水晶体が酸化されて
濁ることで発症するが、ビタミンCには酸化を抑える
作用があり、濁りを防ぐとみられるという。

 研究班は95年から00年まで、
岩手、秋田、長野、沖縄の各県に住む男女を調査した。

食事の摂取量で5グループに分けて比べると、
男性で最多のグループ(1日のビタミンCが約210ミリグラム前後)は、
最少のグループ(同約50ミリグラム前後)に比べ
白内障にかかる率が約35%低かった。

女性も同様に約41%低かった。

 吉田助手は
「たばこを1本吸うと約25ミリグラムの
ビタミンCが破壊されるため、
白内障予防には禁煙が望ましい」と話している。【高木昭午】

毎日新聞 2007年2月27日 東京夕刊

★弱酸性・洗浄剤

『弱酸性』洗浄剤のCMがあふれています。


弱酸性ママになって、赤ちゃんも洗っちゃおうとか。
そもそも、弱酸性って、ホントにいいの?

私たちの肌が健康な状態の時、肌のpHは皮脂と汗により、
4.5~6.0の弱酸性になっています。


弱酸性に保たれた肌の表面は、
外部からの刺激や乾燥から皮膚を守ると同時に、
皮膚の常在菌の発育を阻止し、バランスを守っています。

洗顔すると皮脂膜が除去されることから、
肌のpHコントロールを一時的に失って、
洗顔直後にpHが高くなります。


その後、皮脂膜の回復とともに数時間の内に、
もとの肌のpHに戻ります。


ところが、肌のpHの回復は、
洗顔料自体のpHの影響を大きく受けます。
特に、水に溶けてアルカリ性を示す石鹸を用いた場合には、
もとの肌のpHに戻るまでの時間が長くなり、
継続使用した場合には、正常な肌のpHより
高い状態のままになることがあります。


また、肌が乾燥する時期や、肌が弱っているときなども、回復が遅くなります。

つまり、アルカリへpHが大きく揺れる洗顔は、
デリケートな肌にとって大きな負担となるのです。

弱酸性洗浄剤が肌にいいわけ!・・・NMFの流出を防ぐ!!

NMFとは、ナチュラル・モイスチャーライジング・ファクター、天然保湿因子のことです。

これはもともと肌に備わっているもので、
乳酸ナトリウム、尿素、カルボン酸などから成ります。

NMFのまわりには水分が集まります。
これで、角質細胞自体をうるおわせて、
しっとりとした肌をつくります。

ところが、このNMFは、洗顔によって溶け出してしまいます。
その溶け出す度合いは、洗顔料に含まれる
洗浄成分の種類やpHに大きく左右されます。

弱酸性洗顔料だと、このNMFの流出を最小に止められるのです.

これまでの洗顔料は、
一般的に弱酸性よりアルカリ性の方が洗浄力が優れていると言われています。

しっかり洗われずに、肌に汚れや不必要な油分が残ったままだと、
油分が毛穴につまったり、にきびの原因になることもあります。

特に、オイリー肌の場合には、しっかり洗うことが必要になります。  
また、弱酸性洗顔料の欠点として、
泡立てにくい、ヌルヌルする、ということもありました。

結局のところ、一番の理想は、「弱酸性」で肌に優しく、
「アルカリ性洗顔料のようなしっかりと洗浄力のある」洗顔料、
ということになるでしょう。

最近では弱酸性でも充分な洗浄力をもち、
使用感もいい洗顔料がみられるようになっています。

ところが、メーカーによって例えば『Bu』は弱酸性になっていますが、
その他の洗浄剤は弱アルカリ性や中性となっています。

同じ会社の中で「Bu」以外のボディーシャンプーは
弱アルカリの商品を出していますし、
入浴剤も弱アルカリ性の商品を出している。
こんなメーカーを信用できますか?

製品づくりのポリシーというものを感じられませんね!

基底層で生まれ、角質層に達した表皮細胞が
最終的に垢となってはがれ落ちること、
つまり皮膚の組織が入れ代わることをターンオーバーといいます。

その周期は約28日間で、ひと月ごとにこの代謝を繰り返すことで、
肌はみずみずしさを保っています。

なかでも角質層は、健康な状態なら15~20%の水分を含んでいる、
肌の潤いを保つ大切な組織。

スキン ケアは主にこの角質層へ働きかけることで、
その保湿を助けています。

角質層の水分保持は、
NMF(Natural Moisturizing Factor=天然保湿因子)の
働きによるものですが、
この機能が低下すると肌のカサつきや小ジワの原因となります。

★ニュース

皆さんよくご存知だと思いますが(登山家の方は)
エベレストに登頂する際 シェルパというガイドがつきます

シェルパに関する 一番の研究がなされている機関があり
ファーマネックス社がスポンサーすることになりました

英語です http://www.supersherpas.com/medical.htm
(Yahooの日本語訳にすると読みやすいです)

過酷な条件下では 相当な負担が体にかかり
細胞がダメージを受けます
そこでバイオフォトニックスキャナーを提供し
酸化レベルの測定に協力するそうです

すごいね

アラバマ

★自主回収

カネボウ化粧品も自主回収
オリザ油化から原料供給
2007年5月14日(月)19:07

 カネボウ化粧品は14日、
医薬・化粧品の原料メーカー「オリザ油化」(愛知県一 宮市)から
原料の供給を受けた栄養補助食品を自主回収すると発表した。

オリザが成分表 示していなかったためで、
アレルギー物質として食品衛生法で表示が
義務付けられている「乳」の表示が欠落していた。

化粧品メーカーのファンケルや日用品メーカーの小 林製薬も、
オリザから原料の供給を受けた商品を回収している。

原料にガンマ線照射の可能性
キッコーマンなど自主回収
キッコーマンは1日、米国から輸入した健康食品原料に、
食品衛生法で禁止されてい るガンマ線が照射された
可能性があることが分かったと発表した。

この原料を使った サプリメント商品約1万2000個を自主回収するほか、
同社から原料自体を仕入れ、商品化している
メーカーなど約40社にも回収を呼びかけている。

 回収対象のサプリメントは、
通信販売商品の「豆で暮らす」(06年4月に販売終 了)と「いきいき物語」。

着払いで商品の返送を受け付け、代金を返す。

問い合わせはお客様相談センター(0120・180・750)。
仕入れ先では
ファンケル、
資生堂薬品、
ノエビア、
第一三共ヘルスケア
の4社が同日、この原料を使った商品の自主回収を発表した。

キッコーマンは、使用されたガンマ線は微量のため、健康に害はないとしている。

ただ、国内では影響が未解明であるとして、
照射も照射された食品輸入も禁止されて いる。

★ロートなど3社、サプリメント回収…ガンマ線照射原料使用

ロート製薬、森下仁丹、長瀬産業の3社は4日、
食品衛生法で禁じているガンマ線照射を
行った可能性がある原料を使っていたとして、
栄養補助食品(サプリメント)などを自主回収すると発表した。

 原料はいずれも
キッコーマンの「ソイアクト」で、
ロートなどは、「照射の疑いがある線量は、健康に問題のないレベル」
と説明している。

 回収対象は、
ロートが「美活工房 バランスレシピ」(累計出荷数約5000個)。

森下仁丹が「ビューティQ」(約3万2000個)、
       「ビューティサプリCoQ10」(約3000個)。

長瀬産業が美容食品「トリアンヌN」と「トリアンヌNドリンク」。

問い合わせ先は
ロートが(電)0120・610・300、
森下仁丹が(電)0120・700・018、
長瀬産業が(電)0120・65・3616。

(2007年6月4日23時15分 読売新聞)

★たばこを吸っている方へ

これでも、煙草吸いますか?
下記サイトにEU加盟国で発売されている
煙草のパッケージに使われる
42通りのショッキングな写真と警告文が載っています。

EUの煙草パッケージ警告表示
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/ten250/biyou/eu.html

大げさじゃありませんよ~。

★ヘナ配合の白髪染めに化学物質 かぶれや炎症の訴え

2007年06月06日 asahi

 植物染料「ヘナ」を配合していると表示された白髪染め商品の中に、
アレルギーの原因となる化学物質を含むものが複数あり、
かぶれや炎症などの訴えが国民生活センターに
相次いでいることがわかった。

同センターは厚生労働省や業界団体に対し、
販売中止などの指導をするよう求めた。

 同センターが6日発表した。

問題が指摘されたのは、国内のメーカー、
輸入販売元がインターネット上で販売している商品で、
「ケミカルヘナ」「ブラックヘナ」などの表示がある7銘柄。

 ヘナはインドなどで自生、栽培されている低木。
葉が染料に使われ、天然素材として数年前から人気を集めている。

 ところが02年度以降、同センターに
「ひどい皮膚炎になり、半年たっても治らない」
「髪の毛が縮れて指通りが悪くなった」などの相談が203件寄せられた。

 同センターが商品を取り寄せて調べた結果、
7銘柄の成分に、薬事法により医薬部外品としての
承認が必要な酸化染料のパラフェニレンジアミンなどが含まれていた。

商品の中には、「人毛かつら用」「雑貨品」と表示しながら、
頭髪の染色方法を示したものもあったという。

★EGCGの効果

6月1日から5日まで アメリカ シカゴで開催されている
第43回米国臨床腫瘍学会での発表の記事です。

エピガロカテキンガレートが 
骨髄腫細胞の抑制に効果があることが
ドイツの学者から発表されているようです。

EGCGは、ティグリーンの成分ですね。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/
asco2007/200706/503402.html
緑茶に含まれているカテキン類の1つである
EGCG (Epigallocatechin gallate)に、
骨髄腫細胞の増殖を抑制する活性があることが分かっ た。

細胞培養による研究から明らかになったもので、
ドイツKeil大学の Renate Burger氏(写 真)らが
6月2日、第43回米国臨床腫瘍学会で発表 した。

EGCGの抗腫瘍効果については、
メー ヨー・クリニックが初期の慢性リンパ性白血病の患者を
対象に第1/2相の臨床試験に取り組むなど、
人への応用へ向けた研究が進んでいる。

Burger氏ら は、多発性骨髄腫(MM;Multiple myeloma)に
対する効果を 調べるため、細胞培養による研究を実施した。

実験には骨髄腫細胞系を用い、その増殖をEGCGが抑えるのかどうかを調べた。
その結果、3日間の培養後、EGCGを加えた細胞系では、
骨髄腫細胞の増殖が抑制されて いることが分かった。

またこの効果は、EGCGの用量に依存することも明らかになった。

今回の結果を踏まえBurger氏らは、
「EGCG は骨髄腫細胞の抑制活性を持っている」と結論した。

発表会場では、どれだけの緑茶を飲めばいいのかなど、
早くも臨床試験の成果を期待する声があがっていた。

(三和護=日経メディカル オンライン)

★健康被害:中国製の健康食品にステロイド 母が輸入、男児被害

厚生労働省と茨城県は31日、
アトピー性皮膚炎の治療のため
中国上海市の業者から個人輸入した
健康食品「適応源」を服用した男児が、
顔が丸みを帯びるなどの健康被害にあったと発表した。

県衛生研究所の分析では、
錠剤は2種類あり、うち緑色の方から医薬品成分で
ステロイド剤の「ベタメタゾン」を検出した。 
県によると、母親が、インターネットを通して購入した。
男児は約1カ月服用したが、現在は治療を受け、
快方に向かっている。

【若井耕司】毎日新聞 2007年6月1日 東京朝刊

★野菜や果物が癌(がん)を撃退

野菜や果物の摂取により、さまざまな癌(がん)のリスクが
減少することを示した3つの研究が、 ロサンゼルスで
開催された米国癌学会(AACR)年次集会で報告された。

 米国立癌研究所(NCI)のNeal Freedman氏らによる研究は、
成人49万802人を対象に、果物および野菜の摂取量と
頭頸部癌の発生率を比較したもの。

5年間に頭頸部癌と診断されたのは787人であった。

喫煙およびアルコール摂取などの危険因子(リスクファクター)を調整後、
1日1,000カロリー摂取につき果物または野菜を6皿分摂取する人は,
1.5皿しか摂取しない人に比べ頭頸部癌リスクが29%低く、
1皿分追加するだけでも6%のリスク低下が認められた。
単独では果物よりも野菜の方が高い予防効果がみられたという。

 米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究グループは、
ブロッコリーと大豆(ダイズ)蛋白(たんぱく)による乳癌および卵巣癌に対する
予防効果のメカニズムについて、実験室レベルでの研究成果を報告した。
ブロッコリーが消化されるとジインドリルメタン(DIM)という物質が、
大豆が消化されるとゲニステインという物質が形成される。
今回、これらの物質が、乳癌および卵巣癌の細胞の運動性に作用し、
癌の拡散を抑制することがわかった。

しかし、大豆にはエストロゲン様の作用があるため、
エストロゲンにより促進される癌のある人は注意が必要だという。

 米ハワイ癌研究センターの研究グループは、
カリフォルニアおよびハワイ在住の18万3,518人を
対象にフラボノール摂取量と膵癌リスクを比較した。
フラボノールは、タマネギ、リンゴ、ベリー類、
ケールおよびブロッコリーなどに含まれる物質。
フラボノール摂取量が最も高い人では
膵癌リスクが23%低いことがわかったほか、
喫煙者ではさらに効果が大きく、
フラボノール摂取量が高い人は膵癌リスクが59%低いことが判明した。

 以上の3研究から、さまざまな種類の植物性食品を
摂取することが癌予防には最良であるといえると、
米国癌研究協会(AICR)のMelanie Polk氏は述べている。

農家の直売所へ行ったり、食料品店で時間をかけて野菜を吟味したりするほか、
野菜をおいしく食べられる料理法を見つけるなどの工夫も必要だとPolk氏はいう。