★健康被害:中国製の健康食品にステロイド 母が輸入、男児被害

厚生労働省と茨城県は31日、
アトピー性皮膚炎の治療のため
中国上海市の業者から個人輸入した
健康食品「適応源」を服用した男児が、
顔が丸みを帯びるなどの健康被害にあったと発表した。

県衛生研究所の分析では、
錠剤は2種類あり、うち緑色の方から医薬品成分で
ステロイド剤の「ベタメタゾン」を検出した。 
県によると、母親が、インターネットを通して購入した。
男児は約1カ月服用したが、現在は治療を受け、
快方に向かっている。

【若井耕司】毎日新聞 2007年6月1日 東京朝刊