★スポーツ好き小学生は食事にも興味、サプリ服用も1割

スポーツ活動に参加している小学生は、
食事に対する意識が、より高い傾向にあることが、
日本体育協会が行った調査で明らかになった。

 「バランスを考えて食べる」と回答したのは40・6%、
「好き嫌いをしない」は6 3・7%で、
いずれも一般の小学生の2倍近い割合。

日体協スポーツ科学研究室では
「 『強くなる』という目標を持って食事に興味を持ち、
一般の子供よりも一段高いレベルで毎日の食事を考えている」
と分析している。

調査は日体協スポーツ医・科学専門委員会が、
今年度から3年計画で始めた。

初年度は関東の1都6県と静岡県でスポーツクラブ所属の
小学4~6年生の男女児童と保護者を対象にアンケートを行い、
約3500組から回答を得た。

これを日本スポーツ振興 セ ンターが2000年に行った
「児童生徒の食生活等実態調査」と比較した。

「朝食を必ず食べる」は96・7%、
「3食必ず食べる」は95・6%といずれも 9 割を超え、
それぞれ一般より12~19ポイント高い。

一方で、各種ビタミンなどサプリメントを服用している
割合が10・4%に達する驚きの結果もあった。

放課後の間食を「お菓子」で取っているのは
一般と変わらないなど改善の余地もあった。

(2007年2月22日3時1分 読売新聞)